
あなたの”感性”を活かし”論理”で伝えるコンサルタント・佐藤なこです。
先月と今月は東京の滞在日数を月の3分の1程度まで減らし、残りは地方におりました。
大自然の中にいると、どんどん思考が整って、自分が居心地の良いものを追求し、自分にとって不要なものをどんどん捨て去ることで、心が安定する過程が面白くてたまりません!
さて、そんな私が田舎ワーケーション中に見えたことをシェアします。
少し前のブログでも書いた「◯◯のマインドブロック」の話にも関連しますので、そちらも併せてお読み頂けたら嬉しいです。
<もくじ>
①世の中「稼いでる方が偉い」と思われないと都合が悪い人がいる
②自己肯定感の低さは言葉尻に現れる
③優越感と劣等感の素は同じ
④稼いでることは素晴らしいが、それで人間性の優劣は決まらない
⑤あなたが問題なく堂々とあなたらしくお金を稼げるようになるには
では今日も張り切って行ってみましょう!
①世の中「稼いでる方が偉い」と思われないと都合が悪い人がいる

あなたは「自分より稼いでる人の方が自分よりも人間として秀でている」と感じることはありませんか?
かつて私もそう思っていました。
そうなると自分が世の中の平均年収よりも稼ぐことに重きをおいて、それを達成するための行動をします。
第一目的が「世の中の平均年収よりも稼ぐこと」なので、がむしゃらにやるとある程度の達成は出来ます。
でも、その時にまた思うのです。
「私よりももっと稼いでる人はいる。私ももっと稼がないと偉くなれない。」
お気づきでしょうか?
これは大変に疲れる思考であることに。
自分自身が疲れる思考を持ち続けると、いずれ健康を害すことになります。
身体的または精神的に、どちらかで大概やられます。
でも、それでも傍目には健康を害さない人も中にはいます。
それが「稼いでる方が偉いと思わせておかないと都合が悪い人」です。
どういう事か説明します。
「稼いでる方が偉いと思わせておかないと都合が悪い」というのは、誰相手に都合が悪いかと言うと、自分のことに憧れているクライアントにとってです。
その人がラグジュアリーな生活を見せつけ続け羨ましがられ続けるためには、ずっとカモがネギ背負って来続けなければなりません。
つまり「稼いでる方が人として優れていて偉い、お前は稼いでないから偉くない、偉くなりたければ自分の教えを乞うのだ」と言う暗示をかけているわけです。
主にSNSで。
ラグジュアリーな生活を追い求め続けることが本当の幸せで、本当に心が満たされ、その幸せな体験をたくさんの人にシェアしたい!というポジティブな願いをお持ちになっている人であれば、とても素敵で幸せなことだと思います。
実際そのような友人も私の周りにはたくさん居て、会った時に皆んなのラグジュアリーな生活の一部をたまに体験させてもらうとキラキラしてウキウキするし、逆に皆んなも私のようなフワフワした生活に新鮮味を持ってくれます。
でも、かつての私は周りの友人達のような素敵な価値観の人間でなかったし、同じように苦しんでるだろうな、という人を見つけてしまっているから今日の内容を書いています。
どう言う事かと言いますと・・・
②自己肯定感の低さは言葉尻に現れる

稼いでる自分を稼いでない人より優位な立場にするために
「月に【たった】50万」とか「月に50万【なんか】で」とか「【せいぜい】50万だよね」
と言う言葉を使っている人を、聞いたこと見たことありませんか?
上記の言葉の【】に入る言葉は、自分に自信がない人・自己肯定感が低い人・自己受容が出来ていない人、つまり「稼いでる方が偉いと思われないと都合が悪い人」が使いがちな言葉です。
金額は何故50万(円)と書いたかと言うと、私は今の仕事で月に50万も売り上げが出れば有り難く心が豊かな生活が出来るからです。
私がやっているコンサルメニューは「月に3万円の月収を30万までは伸ばそうね」と言う内容なので、30万よりはちょっと多い売上を平均的に出せていれば自信を持って教えられる内容です。
余談ですが、私もかつては1週間のポップアップ出店で認知度のない商品を集めて200万とか、地方百貨店で1時間に帽子だけで10万とか、1日で100万の契約とかの数字を追っていたので、今50万【しか】売っていなくても自信を持ってコンサルティング出来るのです。
さて、話を戻します。
ここで勘違いして欲しくないのは、自己肯定感が低いこと=悪ではないと言うことです。
自己肯定感が低さをひた隠すために、目の前の相手の尊厳を傷つけるようなことを平気で出来てしまうことが問題なのです。
③優越感と劣等感の素は同じ

これは私が「思考の筋トレ(旧・思考の整理術)」でクライアントさんにお伝えしていることで、皆さんから一番「どう言うことですか?」と質問頂く内容です。
優越感も劣等感も、自分以外の人を下か上に見ていますよね。
<劣等感の例→あの人は自分より稼いでいるからすごい>
これを優越感に置き換えると
<優越感の例→あの人は自分より稼いでいないから、自分の方が上の人間だ>
優越感の人の思考は、自信の無さの現れです。
何故断言できるかと言うと、私が長年人を上下でジャッジして来た人間だからです。
「あの人より私の方が美人でスタイルが良いから私は優れている。」
「私は自分で稼いで自分を養っているから専業主婦より偉い。」
「でも未だ結婚したことないから離婚経験がある人より劣っている。」
「付き合ってる彼は皆んなからカッコいいと言われる人だから浮気されても大丈夫。私が彼女だから一番偉い。」
文章にすると本当に恥ずかしく、今となれば愚の骨頂と分かるようなものなのですが、30代の私はこれらの感情にしがみつき依存し、共に過ごして来たと言っても過言ではありません。
自分より劣っている(と自分が感じる)人を必死に探し、必死に優越感を覚えて何とか自分で自分を支えようとし続けて来た私の、一体何が幸せだったと言えるでしょうか。
優越感に浸らないと生きていけない人の方が、劣等感を感じている人より思考を正すことは難儀です。
自分の優越感の正体は、劣等感の塊だと認めるところから始めなければならないからです。
先に書いたラグジュアリーな生活が本当に自分にとって居心地の良さを追求した結果なだけの幸せな人は、私のようなフワフワノマド生活者のことも、興味を持って楽しんでくれることはあっても馬鹿にはしません。
それは私達が、楽しんで生きる毎日に一番価値を置いているから、私とも仲良くしてくれてるのだと思っています。(勝手に!)
④稼いでることは素晴らしいが、それで人間性の優劣は決まらない

ここまでお読み下さったあなたは、私が今日言いたかった話を既に理解して下さったのではないかと思います。
稼ぐことは勿論素晴らしいことです。
私より稼いで下さる方がいるお陰で、回っている経済や便利なサービスはたくさんあります。
でも、あなたがその人達と同じように出来ないからと言って、劣等感を感じることには意味がなく、あなたを蔑む人がいるとしたら、その人の思考は病気状態だと言うことです。
思考が整って、自分にとっての本当の豊かさが分かると、誰とも比べない自分サイズの幸せを追求する毎日になります。
それは、とても楽しく、小さな幸せをたくさん感じられる日々となります。
このブログでも何度も書いている通り、私は今年それを正しい努力と学びによって手に入れました。
私の進化はまだまだ始まったばかりですが、それでも毎日生きていて幸せだなー!と思えることが増えたこと、人からのネガティブな感情を受け流せるようになって来たことは、今までの自己肯定感が底辺だった私にとっては素晴らしい成長です。
最後に。
⑤あなたが問題なく堂々とあなたらしくお金を稼げるようになるには

ここまで読んで下さったあなたに、とっておきのお知らせをさせて下さい。
先月末にオーラソーマの越智小糸さんと一緒に、初めてのコラボイベントを開催しました。
お客様からのご要望もあり、継続サポートもお作りすることになりました。
今日のブログを最後まで読んで下さったあなたにとって、必要な学びや変化を感じられるサポートプログラムとなっております。
正しい思考の鍛え方を知るだけで、そしてオーラソーマという自分の内面を映し出し可視化してくれるツールを使う事で、売上を伸ばす方法をお伝えしている訳でもないのに、売上が伸びるという現象が起こるのが、このサポートプログラムです。
是非一緒に、あなたの人生をより良く楽しい毎日にしましょう!
今日もお読み下さり、ありがとうございました。
明日からのあなたの毎日が、楽しい!で彩られるものでありますように。