
<作る×売る>プロデュース佐藤なこです。
お久しぶりの更新となってしまいました。
更新してない間、何があったかと申しますと・・・
とっくに外れたはずのアイツがやって来たんです。
しかもすごい勢いで。
<本日のもくじ>
①お金のマインドブロックとは?
②子供時代〜20代の私とお金の関係性
③30代でお金のマインドブロックが取れた話
④今更!?40代でお金のマインドブロック再び
⑤ビジネスを学ぶ時に思い出してほしい◯◯な人から習った方が良い理由
お金のマインドブロックがあると起こる話
そう、それは「お金のマインドブロック」です。
ちなみに「お金のマインドブロック」について調べてみると色々怪しい(失礼)なブログや動画が出てくるのですが、私はこの方の解説が分かりやすくて好きでした!
あくまで私の主観ですが、ご興味ある方はご覧になって下さい。
怪しいけど(大変失礼)良かったんですよ。
ここからはネタバレになってしまうので、動画をご覧になってから読み進めてみて下さいね。
動画の中で紙幣を破るワークがあるんです。
これは賛否両論あると思いますが、その後の紙幣の対処法についても説明下さっています。
私は以前この動画を拝見した時、紙幣を破くという行為ができなかったのですが、今回は思い切って、このブログを書くまえにやってみました。
ビリリ!と。
すると不思議なことに「ああ、そっか、お金自体は本当にただの紙なんだよなあ。何でこれに人間は振り回されちゃうのかなあ。」と感じて、モヤが晴れた感覚になりました。
お金のことが好きすぎて、あまりに好きなのでお金の話を堂々として、営業初心者の方でも出来る営業力を身につけて頂き、売上UPのサポートをする事業を手がけている私。
そんな私に、何故お金のマインドブロックがやって来てしまったのかを説明したいと思います。
まず今日は6,000字越えてしまっていることを、ここでお詫びします。
お時間がゆっくり取れる時に、お読み下さる方がいらしたら嬉しいです。

子供時代〜20代の私とお金の関係性について
ここで私とお金の歴史について先に解説します。
子供の頃の私は、それはそれは堅実でした。
お小遣い帳をコツコツ書いて、お年玉は全部貯金し、欲しいものはお金を貯めて買っていました。
そんな中、中学生の公民の授業で、クレジットカードでキャッシングして自己破産にまでなってしまったOLさんの事例を読みました。
小さなコラムでしたが、恐いと感じたと同時に強い記憶として残りました。
「どうして足りないと分かっているのに買ってしまうんだろう?こんなに困るまで気づかないなんて、大人になってからあるわけないよな?」
今でもそのコラムを暗記して言えるくらい、ハッキリ覚えているんです。
ネガティブな感情で記憶にガツンと残ってしまうのですよね。
そしてある時、自己肯定感の低さゆえに引っ張り出されてしまう。
そんなことも知らない私は高校を卒業、上京し、専門学校に入り社会人になります。
ここから金銭感覚が一気に狂います。
お恥ずかしい話なので余り詳しくはここでは書けませんが、本当に「狂い」ました。
これは当時働いていた歩合給の仕事の一つで、売上を上げるために自分自身もバンバンローンを組まされたことが原因でした。
「組まされた」と書いてますが、実際に組んだのは自分です。
大人の私が自分で決断したことです。
ここから「手元にお金が無くても欲しいものが手に入ってしまう」感覚を覚えてしまいました。
でも歩合給の仕事を2種類していたので、波はありましたが、当時まだ同級生は学生だった年齢で、新卒の社会人の平均月収より遥かにお給料を頂ける時も多々ありました。
当時の手帳を見返すと、週6日、自分のお金で飲み歩いていました。
ハタチの女の子が。
家賃は比較的安いところに住んでいたので、お金が余っていました。
思えばこの時に資産形成のことをきちんと学んでおくべきでした。
ローンを組んでも組んでも余裕で払える生活だった私。
その後仕事が変わり、その時より収入が減ることになっても、狂った金銭感覚はそう簡単には戻りませんでした。

30代でお金のマインドブロックが外れた話
29歳の時に「生涯年収」たるものを計算してみて、このままでは私は自分で自分を養えない、そうなったら誰か養ってくれる人を探さなければならない人生になってしまう!それを避けるために何とかしなくては、と常日頃から思い始めました。
ここで「お金のマインドブロック」以外に「結婚観のマインドブロック」も入ってしまうのですが、この項目を一緒に書くともう意味が分からなくなってしまうので、パートナーシップ関係についてはまた別に書きたいと思っています。
色々あるのです・・・
そんな私、30代に入りプライベートでちょっと思い出したくない嫌なこと、大きなことがあり、その時点で数年続けていた自営業から営業会社員になります。
そこで「お金のマインドブロック」問題が大問題なります。
・個人事業主である自営業は儲からなくて当たり前
・儲けてないと偉くない
・会社は大きくしなければならない
令和になってからはその価値観はおかしいと言ってくれる人が増えましたが、当時は周りの社長さん達からこれらの謎刷り込みをされる時代。
お陰で「売ること=悪」のイメージがついてしまっていました。
でもこれも私が自分の本当の欲求という、心の声を無視し続けたことが原因です。とほほ。
私は何故自営業になったかと言うと「出来るだけ働きたくないから」が本音でした。
でも、世の中はそんなこと堂々と言えない空気だったのです。
かつては「個人事業主は会社が設立できない人が妥協して選ぶ職業」と言われるような時代でした。
特に地方だったからでしょうか。
そんな「お金のマインドブロック」を持ったまま、バリバリの営業会社に入社してしまった私。当然成績が上がりません。
優秀な同期がスピード出世して行く中、うだつの上がらないまま入社して1年が過ぎようとしていました。
当時は別件でまたしてもプライベートが地獄だったので(連続してこういうことが起こるのは自己肯定感低いことが原因なのですが、別記事で書きます)それを解決したく、あるヒーラーさんの元へ行きました。
ちなみに私は「世の中科学で解明できないことなんてない」派ですが、論理的思考でスピリチュアルなものを捉えるのは嫌いではありません。
関東の郊外という、当時地元の福島県に住んでいた私が通うには大変な距離を遥々通いました。3回も!
その対面セッションを受けるのは合計10万円ほどかかりましたが、当時のお給料ではそんなに厳しい金額でもなかったので、躊躇なく払った記憶があります。
その時は恋愛・結婚のマインドブロックを外しに行ったはずなのに、お金のマインドブロックがガッと一気に外れたのです。
ヒーラーさん曰く、お金は父との関係性、恋愛や結婚は母との関係性に原因があると言っていました。
なぜ恋愛・結婚問題の解決に行ったのに、お金問題が先に解決したのか?
その後、脳みその構造やパートナシップについて学んだ、今の私が持つ知識で解説をします。
恋愛・結婚のマインドブロックの根底にある問題を調べ、潜在意識を塗り替えるために子供の頃の記憶を辿る→
両親と私との関係性、両親同士の関係性で問題が発覚→
当時会社の先輩たちは、それはそれは意地悪なおばさま達がいて、成績を上げると意地悪されるから意地悪されないように平和に過ごすため、周りの目を気にして遠慮すること=自分を出すことへの罪悪感が、お金が稼げない原因につながると発覚→
私悪くないのに変なの!で突如吹っ切れる→
こういう流れでした。
そんなこんなでお金のマインドブロックはケロッと外れ、3回のセッションが終わった翌月に入社以来の個人売上記録を更新、部門別エリアランキング1位、二回級昇進しました。
そのタイミングで東日本大震災が起こり、震災バブルにまんまと乗っかれたのです。
こうして私は上がった分の毎月お給料の半分は貯金に回し、生活はそこまで華美になることなく、会社員生活ですっかり金銭感覚を戻して退職したのです。
その頃には私は「お金があることで皆んなに楽しいことをシェア出来る!お金は最高に素敵なもの!お金大好き!」マインドに生まれ変われてました。
そう、あの時までは。

今更!?40代でお金のマインドブロック再び現る
その後もお金のことは紆余曲折あっても、いつも何とかなる感じでした。
そこまで深刻になることもあったような無いような。
今思い返せば色々問題はあったと思うのですが、当時の私がそこまで問題視していなかったのも良かったのかも。
いや、それが結果良くなかったのか?
そして時は過ぎコロナ禍になり、百貨店さんなどでの期間限定販売でイケイケな売上を出す仕事をして来た私の仕事も、オンライン化させる必要性を感じました。
そして昨年から始めた「営業講師」という仕事。
主にハンドメイドの作家の方やクリエイターさん、個人の起業家さんの売上UPをお手伝いするノウハウを教える仕事です。
いわばコンサルタント業です。
この仕事を組み立てる時も、とても慎重に始めました。
なんせ収入に関わることですから。
初期モニター料金がコンサルとして安かったのもあったとは思いますが、ビジネスを一緒に構築して下さった良い先生に出会えたのもあり、そこに私の実績も加わって、有り難いことに募集を始めたらすぐに満員になりました。
コンサル生の皆様は売上UPという素晴らしい実績を見せてくださり、私は「ハンドメイドやクリエイティブを趣味仕事で終わらせずビジネス化させる」自分の仕事とやって来たことに自信を持ちました。
そして2021年。
年明け間もない頃に、とある音声SNSが日本に上陸して話題になったのを覚えていらっしゃいますか?
あーそんなのあったねえ、という方も多いかもしれません。
私はそのSNSを使ったことにより、再びお金のマインドブロックと出会うハメになったのでした。
しかも、10年前に外してもらったレベルの、大きいブロックとなって。

ビジネスを学ぶ時に思い出して!◯◯な人から習った方が良い理由
その音声SNS・・・clubhouse(クラブハウス)ですが、現れた時に私が抱いた感情は「待ってました!!!」でした。
何故ならそれまでの私のメイン集客ツールはインスタだったのですが、写真が苦手だから正直あまり好きではなかったのです。
人見知りはするけど、ビジネスとなれば誰とでも話せちゃう私。
そんな私にとってclubhouseに招待してもらえた時は、小躍りするくらいワクワクな気持ちでした。
このツールを使ったら絶対私は集客が出来る!
これは私にとって無くてはならないツールになる!
そんな高揚感を持ち、今までインスタで繋がっていた方ともお話する機会も増え、さらに知らない人達、すごいと言われる立場の人達ともお話が出来るclubhouseの楽しさにのめり込み、時には一日10時間使って頭が痛くなるほどハマりました。
先に断っておくと、clubhouseがご縁で私のコンサルを受講して下さった方もたくさんいますし、私の配信にご好意だけでゲスト出演を協力して下さった経営者さんやコンサル生さん、お仕事仲間もいて、数え切れないほどの学びやメリットも享受しております。
でも、その有り難さを上回るくらいのデメリットに数ヶ月後直面します。
奴はジワジワと私の心に侵入して来ていたのです。
その名もお金のマインドブロック。しつこいですね・・・
これは私にとって一大事でした。
私は気づいてしまったのです。
音声では耳障りの良いことを言っている優しそうな人達の、実は優しくない精神。
私が築き上げて来た情報を、なんとかしてむしり取り続けようとする人達の浅ましさ。
リアルで会った時の陰口。
私の人格を否定するようなことを言い放った上で、自分のサービスを勧めて来た方もいらっしゃいました。
いつしか私はログインする度に、スピーカーで話されてる方達の声から、裏の感情を読み取ることが癖になってしまい、そこにいる全員が嫌な人間に思えて来ました。
もちろん、素敵な方もたくさんいるのにも関わらず。
これがなぜお金のマインドブロックに繋がるか、あなたは既にお分かりになりましたか?
clubhouseを使って仕事を得ている人は全員悪人だ、私に合わないテクニックを押し付けて心を盗む悪人だ、お金を稼ぐことは悪だ、つまりclubhouseを仕事に利用した私も悪人だ・・・
自分でも改めて文章にするとアホなの?と思うのですが、これが実際に私に起こった「最後のお金のマインドブロック」なのです。
案の定、2ヶ月連続で売上が従来の半分にまで落ちました。
でもその頃、ちょうど新たな学びを得ていたときで、お金に関する情報が多かったのもあり、後先考えずにお金を使っていました。
途中で、今自分の身に起こっているお金に関する何もかものバランスがおかしい、そしてその原因が複数あることに気づいた私は、自分の身を守るために一切のインプットを断ち自分軸を戻すことにしました。
その後に学んだパートナーシップの勉強で、お金の問題と恋愛・結婚の問題は根底では結びついている、解決の仕方も全く同じだ!と気づいたのです。
今の私は、まだ残念ながら「お金のマインドブロック簡単に外せちゃいました〜」とは言えない状態です。
でも、確実にポロポロと外れて行っているのは分かります。
先月は売上ベースでは最高売上をちょっぴり更新しましたし、何より私のビジネスにおいてとてもハッピーな機会を得ることが出来ました。
こちらは追ってご報告します。
でも課題もまだあります。例えばオンラインサロンのリニューアル。
これもclubhouseの入り知恵で運営して来たけど、そもそも「オンラインサロン」て名前が好きじゃないと今更気づいてみたり。笑
そして何か問題が起こった時、簡単に解決できない自分は愚かでダメな奴と思い込むことも、お金のマインドブロックを引き寄せてしまった原因でした。
ここで私がお伝えしたいのは、ビジネスを誰かから学ぼうとする時は、その人の実績は勿論ですが人として優しく尊敬出来て人間的に大好きになれる人から学んで頂きたいと言うこと。
私は、先出した営業講師の仕事を作って下さったひと回り年下の女性の先生と、直近でパートナーシップを学んだ、やはりそれくらい年下の男性の先生が、上記に該当する方々でした。
でもそれでも、その先生達が言うことが100%は合わないかもしれない。
だからこそ、人として好きになれる人を選んでほしいのです。
勿論、私を選んで下さる時も、私の見た目、選ぶ言葉、センス、実績・・・それらを総合的に見て、私を人間的に好きだと思って下さったなら。
そのあなたの直感に後悔させないような学びを、必ずシェアします。
私にもあなたにも、美しくて楽しくて素敵な人たちがいる。
その人たちを大切にしましょう。
私は心に決めました。
どんなに私より優れた実績がある方が実践して成功していても、お客様を「囲い込む」ような美しくないビジネスの仕方はしないようにしよう。
自分の美意識に反するビジネスの仕方はしないようにしよう。
そんな甘ったれたこと言ってちゃダメだと思う人はやってみて下さい。
きっと上手く行きます。
私はそうではないから。
これが私が気づいた「最後のお金のマインドブロック」についてです。
何故「最後」と書いているかと言うと、私が今回で最後と心の底から決めているからです。
人に自分の大切な感情を振り回されるのでなく、自分勝手に振る舞うでもなく、自分軸を大切にした人生を歩んで行きます。
最後まで長文をお読み下さったあなた、本当に有り難うございます。

書くって、良いね!